深穴加工は、入口が合っていても奥で曲がる、切りくずが詰まる、工具が振れて径が広がる、といった問題が起きます。穴径だけでなく、深さとの比、底形状、材質、面粗度、後工程を見て方法を選びます。
L/Dだけでなく、穴の役割を見る
油路なのか、摺動穴なのか、圧入やシールに使うのか。要求機能によって、ドリル、ボーリング、リーマ、ガンドリル、放電などの候補が変わります。止まり穴では、底部に残せる形状と切りくずの逃げも重要です。
入口・奥・真直度を分けて測る
入口径だけの測定では深穴の品質を確認できません。必要に応じて、ピンゲージ、エアマイクロ、内径測定、同軸度・振れ測定を組み合わせ、図面の要求に合う検査方法を決めます。
相談時に確認する項目
- 穴径、深さ、貫通または止まり
- 底形状、入口面取り、交差穴の有無
- 径公差、真直度、面粗度
- 材質、熱処理、表面処理